vol.015|一頭20万、毛刈りはいつでもオッケー。

パースから、こんにちは。



今回は、先週末見てきた羊の毛刈りと、聞いてきた話を付箋。



一般的に羊の毛刈りは夏の暑い時期にするものだと思っていたけど、その認識は間違っていたらしい。実は、季節に関係なくいつでも刈っていいのだとか。



冬は寒いから、羊ももふもふいるんじゃない〜って

思ってたけど、実は皮膚の上に脂の膜があって、それが寒さをしのぐ役割をするらしい。

だから、毛がなくても寒い冬を過ごせるのだとか。

ちなみに、その脂は加工なしでそのまま使うと臭うけど、美容にはとってもいいらしい。



それで、刈り終わった毛はこんな感じ。



一頭分。


バラバラにならないように、一枚の絨毯のようになるように刈るのがプロらしい。

でもそうじゃないと、高値では売れないって。


刈った後は、端のよろしくない部分を手で取るんだってさ。

この一手間を加えるのと加えないのとでは取引される値段が全く違うのだとか。

(ちなみに、取った端はフリースに加工されるらしい)


丁寧に刈られた毛は、一頭分でだいたい20万円くらいで取引されるんだって。

一ヶ月で200から300頭の毛刈りをするらしい。

すごいよね。



それに、年がら年中毛刈りができるから、年に二回、なんてこともあり得る?



羊の赤ちゃんたちの毛はまだまだ短かったけど、もこもこだったな〜




りーのすけ

liinosuke

りーのすけの「毎日付箋」 面白いこと、不思議に思ったことを忘れないうちに書き留める。 -liinosuke daily- all about what I find interesting

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